2024年05月24日
準備体操を忘れずに (H16.9)
子供たちの夏休みも終わると、運動会やスポーツ大会などで体を動かす機会が増えてきます。普段運動をしない人が急に走ると、アキレス腱やじん帯を傷めたり肉離れを起こしたりします。20代も後半になれば、自分が信じているよりも筋力が落ち、反射神経が鈍くなっていることを肝に銘じておきましょう。
事故防止には準備体操をしておくことが必要です。体操は身体の大きな関節を回すことから始めると簡単です。(1)前後左右に首を傾け、その後首を回す、(2)片手ずつ身体の前や横で腕を大きく回す、(3)腰を前後左右に動かした後、前後屈をする、(4)膝の屈伸をしたら、ゆっくり回す、(5)アキレス腱をゆっくりとしっかり伸ばす、(6)手首や足首を回す、(7)その場で軽くジャンプしたり、ラジオ体操の覚えている部分を加えるとなお効果が出ます。
体操はゆったりと呼吸をしながら、ゆっくりと行うことが大切です。身体が固いからといって無理に力を入れたり反動をかけて体操をすると、逆に筋肉・腱・関節を傷めてしまいます。あくまでもやわらかく身体をほぐすように体操しましょう。