ご挨拶
令和6年6月14日
新居浜市医師会会長 加藤 正隆
新居浜市医師会ホームページをご覧いただきありがとうございます。
新居浜市医師会は、昭和12年の市政発布とともに発足し、今年87年目を迎えます。本会の目的は「医道の高揚、医学及び医術の発達並びに公衆衛生の向上を図り、もって社会福祉を増進すること」で、新居浜市内のほぼ全ての医療機関が本会に所属しています。
会員は日々の診療のほかに、様々な事業に携わっています。
新居浜市医師会内科小児科急患センターは内科小児科一次救急を担当し、市内の内科小児科開業医が愛媛大学医学部小児科学教室と愛媛県立新居浜病院小児科等の協力を得て、平日土曜準夜帯および休日昼間の内科小児科診療および平日土曜深夜帯と休日準夜帯の小児科診療を行っています。
外科休日在宅輪番制は、外科開業医が自院で、休日昼間の外科一次救急を担当しています。
市内の小中学校や保育園・幼稚園等で行われる学童健診などの学校医・園医業務や小児生活習慣病検診・心電図検診・尿検診などの学校検診、教職員健診、乳幼児健康診査、妊婦一般健康診査、特定健康診査、後期高齢者健康診査、一日人間ドック、予防接種、がん検診などの各種予防事業にも広く携わっています。
無医地区活動としては、大島・別子山診療所の運営を行っています。
日本人の非感染性疾患で最大の死因であるタバコへの対策には特に力を入れて取り組んでおり、2003年には全国の郡市区医師会で最も早く「禁煙宣言」を公表し、2023年からは5月31日の世界禁煙デーに受動喫煙防止の願いを込めたイエローグリーン・ライトアップを新居浜市と連携してあかがねミュージアム・えんとつ山および市医師会館等で行っています。
認知症対策では、新居浜認知症ネットワークが「もの忘れ相談医名簿」を公表、公開講演会を開催し、専門医が認知症初期集中支援チームへ出務しています。
団塊の世代が後期高齢者になる超高齢化社会を迎えましたが、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最後まで続けられるように、本会は居宅介護支援事業所、訪問看護ステーション、ヘルパーステーションを運営し、在宅医療・介護連携事業を推進しています。
新型コロナウィルス感染症はようやく落ち着きを見せていますが、ウィルスの変異や、夏冬の屋内換気不足による再燃の懸念が続いています。また、今年秋からは、任意の予防接種が開始されます。特に、新居浜市では、秋祭り後の新型コロナウィルス感染症とインフルエンザの感染拡大が毎年起きています。市民の皆様には、引き続き感染予防対策をお願い致します。
今後とも地域の皆様の健康維持増進に全力で取り組んで参りますので、本会の活動にご理解とご協力をお願い申し上げます。
本会の目的
本会は、日本医師会及び愛媛県医師会との連携のもと、医道の高揚、医学及び医術の発達並びに公衆衛生の向上を図り、もって社会福祉を増進することを目的とする。
会員数
開業会員63名、勤務会員173名、計236名
(令和6年10月24日現在)
医師会の変遷
明治元年3月、明治政府はそれまで数百年にわたってわが国の医学を支配してきた漢方に代えて、西洋医術の長所を採用すべきことを宣明し、近代医学教育のため、東京、大阪、長崎に官立の医学校を開設した。当時ドイツ医学と英国医学の優劣が問題になったが、ドイツ医学が導入され、数ある漢方医の団体は姿を消した。
明治 7年 | 医制七十六ヶ条(現行医療制度の基本を包含)の布達 |
明治39年 | 医師法の公布 |
明治40年 | 法定の新居郡医師会の設立 |
大正 9年 | 強制の新居郡医師会の設立 |
昭和12年 | 新居郡医師会から独立した新居浜市医師会の誕生(市制発布) |
昭和17年 | 官製医師会の設立、新居浜市医師会は愛媛県医師会新居浜市支部となる |
昭和23年 | 社団法人 新居浜市新居郡医師会の設立 |
昭和33年 | 社団法人 新居浜市医師会と改称 |
平成23年 | 社団法人 新居浜メジカルセンター(特例民法法人)を吸収合併 |
平成25年 | 一般社団法人 新居浜市医師会へ移行(公益法人制度改革)、今日に至る |
医師会役員
役 職 | 氏 名 |
会 長 | 加藤正隆 |
副 会 長 | 宮下直之 吉松泰彦 |
理 事 | 今中 徹 江盛康之 太田恵理子 大橋勝久 木戸健司 小西秀樹 近藤啓次 齋藤正裕 鈴木誠祐 星加章雄 堀内 淳 松尾嘉禮 宮本和久 吉田克己 |
議 長 | 田坂 理 |
副 議 長 | 田中清宜 |
監 事 | 中山恵二 田所広文 山内保生 |
裁定委員 | 宮田栄一 小西秀信 大橋勝英 清田正夫 吉井信男 |
令和6年6月14日改選
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参考資料(一部)