2024年05月24日
ストレスは血圧を上げる (R5.1)
血圧は刻一刻と変動していますが、1日の中で一定のパターンがあります。夜には低く朝方になると徐々に上がり始めて、起床後は高くなります。日中の血圧は変動しながらも高めに保たれていて、夜になるとまた徐々に下がり始めます。このような血圧の日内変動をコントロールしているのが自律神経です。
自律神経は意識と無関係に働き体の恒常性を維持してくれます。自律神経は活動時に働く交感神経と休息時に働く副交感神経の2つから成ります。交感神経は心拍数を増やして血管を収縮させ、血圧を上げます。副交感神経は心拍数を減らして血管を拡張させ、血圧を下げます。
ストレスとは外部から受ける緊張状態で精神的なものや物理的なものがあります。ストレスを受けると交感神経が働き、血管が収縮し血圧が上がります。
ストレスを感じたら、深呼吸をすれば副交感神経が働きます。