タバコは人の身体を確実にむしばみ短命に導きます。タバコ一本で寿命が5分30秒短くなり、非喫煙者より5年~8年寿命が短くなります。早い人は40歳代で病死します。
喫煙によって活性酸素が増加し、遺伝子やたんぱく質や脂質が酸化され傷つくためがんや動脈硬化や老化が始まるのです。

男性のがん死因の1位の肺がんは今後も増え続けるのですが、約9割がタバコが原因とされています。がん全体の30%がタバコが原因なのです。がんにならなくても肺気腫といって、有毒ガスによって肺が壊れ酸素が体内に入ってこない病気が進行し、苦しい苦しい最後を迎えます。

受動喫煙は自分は吸わないのに、他人の煙を吸わされて自分も喫煙者同様の危険性を負うことをいいます。喫煙者はパーティ会場やレストラン・お寿司屋さん・タクシーの車内では吸ってはいけません。空気を汚し人に健康上の危害を加えるからです。

予防医学が大事と言われます。その第一は禁煙することです。それは喫煙者の半分の人がタバコ関連の病気で亡くなっているからです。