令和4年スギ花粉飛散予想が環境省や気象庁から発表されています。

飛散開始時期は、全国的に平年並みになる見込みで、愛媛県東予は2月中旬頃と予想されています。

飛散量は前年の天候に大きく影響されます。四国地方は、昨年夏の日照時間はほぼ平年並み、気温は平年をやや下回り、スギ雄花の生育にはやや不向きな天候でした。昨年夏の天候とここ数年の飛散傾向から、令和4年春の四国地方スギ花粉飛散量は平年の7割~9割、昨年の5割~8割との予想が発表されています。

花粉がよく飛ぶ日中に外出する際は、マスク・めがね・帽子・コートなどで身を守り、花粉が目、鼻、口から体内に入らないようにすることが大切です。帰宅し家に入るときや、洗濯物や干した布団を部屋に取り込むときにはよく振るい、スギ花粉を家の中に入れないようにしてください。またスギ花粉は雨降りの翌日に多く飛ぶことが分かっていますので、こんな日は特に注意が必要です。

花粉症の人は、毎年いつ頃から症状が出るかが分かっていることが多いので、症状が出てから抗アレルギー薬を飲み始めるよりも、その2週間程前から治療を開始すると症状の出始めが全般的に軽くなります。