2024年05月24日
40歳過ぎたら、 眼底検査を受けるのだ! (R6.1)
「大人のみなさん、普段から目の健康、 気にしてますか? 視力検査だけじゃわからない目の病気はたくさんあるのだ! 大丈夫だと思ってても、目の病気は進行するまで自覚症状がないことが多いのだ! ガーン!!だから、40歳を過ぎたら定期的に眼底検査を受けるのだ!」
バカボンのパパが出演しているテレビCM の一節です。網膜(目の奥にありカメラでいうフィルムに当たる部分)を見る検査のことを眼底検査と言います。
最近の日本での失明原因は、1位が緑内障、2位が網膜色素変性症、3位が糖尿病網膜症、4位が加齢黄斑変性症です。全ての病気が眼底検査で発見できます。
2位の網膜色素変性症は、遺伝的要素の大きな病気で、現時点で有効な治療方法は無いのですが、それ以外の病気には治療法があります。見えにくいなどの自覚症状が出てから治療を開始しても、回復できない可能性が高くなります。
症状が出ていない初期段階で病気を発見して、治療を開始すれば、良く見えている状態を維持できます。
「これからも、楽しい世界を見続けるのだ!」
(健康手帳 Vol.329より)